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外壁塗装で劣化しにくい色とは?色あせの原因と一緒に解説します!
2021年10月21日(木)
皆さんは、外壁塗装で劣化しにくい色をご存知でしょうか。
色あせは建物の古さや機能性の低下をもたらします。
それゆえ、外壁塗装においては、劣化しにくい色を把握しておく必要があります。
そこで今回は、外壁塗装を検討中の方に向けて色あせの原因と、劣化しにくい色を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□色あせの原因とは?
外壁が色あせている原因を詳しくご存知でしょうか。
これには、自然の力が大きく関わっています。
特に、太陽光による紫外線は色あせに影響を及ぼしています。
ここでは、色あせの主な原因を2つ解説します。
まず1つ目は、顔料の色素の結合が切断されてしまうからです。
世の中のすべてのものは、原子同士が結びつき、物質を構成しています。
塗料の色の元は顔料です。
これらも原子同士の結合で構成されています。
これらの原子同士の結びつきの強度は結合エネルギーで示せます。
この結合エネルギーを受けると破壊されます。
色素の結合の切断は、冒頭で述べた太陽光の紫外線に起因してます。
2つ目は、化学反応で他の物質に変化するからです。
化学変化で身近なものは酸化です。
太陽光によって、外壁の表面が酸化されて色素が変化するのです。
以上が、色あせの原因です。
太陽光がもたらす紫外線により、顔料の色素の結合が切断されたり、化学反応が起きたりします。
□劣化しにくい色を解説します!
では、原因を考慮した上で、劣化しにくい色を解説します。
まず、白です。
白は、太陽光を吸収しにくいという特性を持っています。
それゆえ、紫外線のダメージを軽減できます。
さらに、色があせたこと自体が分かりにくい色であるため、色あせしにくいと言えるでしょう。
次に、黒です。
黒の色素はカーボンブラックというものです。
これは着色力が高く、色の原子の結びつきが光に分解されにくい特性を持っています。
しかし、汚れが目立ちやすく、つやがなければ色あせたように感じるため、注意しましょう。
最後に、青です。
原色系の色でありますが、光を反射しやすく紫外線の影響を受けにくい特性を持っています。
例えば、道路で目にする道路標識なども劣化が進むと、赤い部分は色あせます。
それに対して、青い部分は比較的発色が良く残っていることがあります。
□まとめ
今回は、外壁塗装を検討中の方に向けて色あせの原因と、劣化しにくい色を解説しました。
外壁塗装の原因は紫外線による化学反応や色素の結合の切断です。
劣化しにくい色を選択して、少しでも色あせを防ぐことが大切でしょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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