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外壁塗装でベランダも点検すべき?ベランダの防水について解説します!
2021年10月17日(日)
「外壁塗装でベランダも点検してもらったほうがいいのかな」
このように外壁塗装のタイミングでベランダの点検を検討したほうが良いか悩まれる方がいらっしゃると思います。
ベランダの防水は快適に暮らす上で重要です。
そこで今回は、ベランダの塗装のタイミングと、外壁塗装でベランダも点検すべき理由を解説します。
□ベランダの塗装のタイミングとは?
基本的に、ベランダの防水の寿命は新築や前回の防水工事から10年程度と言われています。
ベランダの防水工事には、ウレタン防水、あるいはFRP防水が適していますが、どちらの工法でも、10年が過ぎると防水効果は落ちます。
実は、住宅の外壁や屋根の塗装の塗り替え時期も10年ごとに塗装することが一般的です。
それゆえ、そのタイミングで一緒にベランダの塗装も行うことがおすすめです。
一度にベランダの防水工事も行えば、塗装業者とのやり取りの手間が省けます。
また、高所作業に必要な足場の設置は、意外と費用がかかるため、まとめて工事することがおすすめです。
□外壁塗装でベランダも点検すべき理由とは?
ここでは、外壁塗装でベランダも点検すべき理由を解説します。
雨が逃げにくい構造になっているベランダは、水分で床面や手すりが徐々に劣化が進行します。
ベランダ床面の耐水性が失われ、隣接する外壁や室内まで漏水すると、雨漏りの原因になります。
それゆえ、ベランダの防水性は非常に重要でしょう。
ここでは、劣化症状を4つ解説します。
まず1つ目は、防水層の剥がれです。
表面のトップコート塗料だけ、あるいはトップコートの下の防水シートまで剥がれている状態です。
どちらの状態になっているかで施工方法や施工価格が異なるため、劣化症状を施工業者に見極めてもらう必要があるでしょう。
2つ目は、カビとコケです。
ベランダの床面のうち手すり側は、日当たりが悪いため影になりやすいです。
それゆえ、カビやコケが発生しやすいです。
そのようなベランダは黒ずんでいて、見た目も悪いでしょう。
3つ目は、床面の水たまりです。
ベランダの床は雨水がたまらないように排水口にむかってわずかな勾配がつけられています。
しかし、家具などの荷物を置いたら水捌けが悪くなる場合もあるため注意が必要です。
4つ目は、手すりなどの鉄部の錆びです。
ベランダの手すりや天面をカバーしている「笠木」には、金属が使用されることがあります。
この鉄部分は通常、表面が塗装で保護されますが、紫外線や雨の影響で塗膜が劣化します。
そうすると、塗膜の下にある本体の金属部分に錆びが生じるようになります。
以上の劣化症状があります。
ベランダの塗装が充分でなければ、様々な劣化症状がもたらされます。
それゆえ、ベランダの防水塗装をするようにしましょう。
□まとめ
今回は、ベランダの塗装のタイミングと、外壁塗装でベランダも点検すべき理由を解説しました。
ベランダの塗装は外壁や屋根の塗装を行うタイミングで一緒に行うと効率が良いです。
また、雨や紫外線は劣化症状をもたらすため、把握しておきましょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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