「外壁塗装ってそもそも何のためにするんだろう」
「塗装の断熱効果ってどういう感じなのかな」
外壁塗装工事をご検討中で、このような疑問をお持ちの方に向けて外壁塗装の断熱効果やそのメリットについて解説します。

□外壁塗装には断熱効果がある

外壁塗装は、家の見た目を良くするためのものだ思っている方が多いです。
もちろんそれも正解なのですが、実は外壁塗装には、断熱塗料を用いることで家の快適さを高める効果があるのです。
以下では、断熱塗料を用いるメリットを3つ紹介します。

1つ目は室内温度を一定に保つ働きです。
夏は涼しく、冬は暖かい状態で屋内をキープすることで、住人が快適に過ごせる効果があります。
室内の温度を一定に保てるということは、温度調節のためのエアコンを節約できるということです。

すなわち、断熱塗料を用いることで節電ができてお得になります。
エアコンの使用時間を減らせるため、環境的にも経済的にも優しい家にできるのです。

2つ目は防音効果です。
断熱塗装は熱を通しにくくするだけでなく、音を通しにくくする効果もあります。
道路や駐車場、公園に面した建物であれば、外から騒音や話し声が聞こえてきますよね。

断熱塗料をしっかりと利用すれば、これらの音を聞こえにくいようにできます。
また、家の内側の音も外に漏れにくいようになります。
これは、断熱塗料の表面が一般的な塗料よりも分厚いからです。

もちろん音を完璧に遮断できるわけではありませんが、それでも一般的な塗料と比べれば、生活の質が大きく上がるでしょう。

3つ目は結露を防止できることです。
断熱塗料を塗装することで、屋外と屋内の気温差を小さくして、結露を防ぎます。
結露は家の耐久性を下げてしまう原因になりますから、結露を抑えるだけで家を長持ちさせられるのです。

□外壁塗装工事は自分でもできる？

外壁塗装工事をDIYで対応できるのか、気になる方もおられるかもしれません。
これについては、不可能ではないものの当社のような専門家に依頼するのが無難です。

なぜなら、きちんと断熱効果を発揮できるような塗装を行うのは難しいからです。
同じ塗料を使えば、きちんと断熱効果を得られるだろうと安易に考える方も多いのですが、塗装が薄かったり乾燥が不十分だったりすると、塗料が本来の力を発揮できないかもしれません。

中途半端に自力で塗装をすることで、かえって何度も塗り直しを行う必要が発生し、時間と労力を無駄に使ってしまう恐れがあります。
また、外壁の高いところを塗装するのは危険が伴います。
以上の点から、塗装を検討する場合は専門家に相談することをおすすめします。

□まとめ

今回は、外壁塗装の断熱効果やそのメリットについて解説しました。
何のために塗装をするのかということを理解すれば、より安心感が得られると思います。
外壁塗装に関してご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。