この記事をご覧の皆様は、外壁塗装のトラブルについて不安や悩みをお持ちでしょう。
外壁塗装のトラブルが年々増えてきています。
今回は、外壁塗装のトラブルの発生が絶えない理由と、トラブルに発展しないための対策についてご説明します。

□外壁塗装はなぜトラブルが絶えないのか？

外壁塗装でトラブルが発生する理由をご紹介します。

1つ目は、行われている工事が手抜き工事かどうか分からないためです。
必要以上に塗料を薄めて塗ったり、3回塗りをする箇所を2回塗りで終わらせたりすることで、耐用年数より早く塗装部分に劣化症状が現れます。
また、作業時間を縮めるために塗料が乾く前に次の塗料を塗ることも不良施工に該当します。
不良施工は、素人はもちろんプロも、塗った直後は手抜きがされているか判断が付きません。

2つ目は、利益を下げずに塗装価格を値下げするためです。
できるだけ安いところに頼みたいと考える方が大半ですが、安さを求めすぎると工事品質まで悪くなってしまいます。

3つ目は、劣化の具合が塗装で解決できる領域を超えている場合です。
外壁塗装をするのは、外壁をきれいに長持ちさせるためです。
紫外線や風雨の影響で、シーリングという外壁のつなぎ目を埋める箇所が劣化したり、外壁の壁材がひび割れて雨水が建物の内部に浸入したりすれば、建物が傷んでしまいます。
後々のトラブルの原因を除外するためにも、外壁をしっかり観察してリフォームを必要とする劣化がないか把握しましょう。

□外壁塗装トラブルを防ぐポイントとは？

外壁塗装工事でトラブルを起こさないために、契約時や打ち合わせ時での対策をこれからご紹介します。

1つ目は、ご自身が納得されるまで打ち合わせを行うことです。
依頼主と塗装業者とでしっかりすり合わせができていないと、完成後の外壁が希望と異なっているなどのトラブルが発生します。
依頼主側に遠慮は必要ないので、どんどん要望や考えを伝えましょう。
また、言ったか言ってないかで揉めるトラブルもあるので、打ち合わせの時はメモを残しておいた方が良いでしょう。

2つ目は、口コミや評判をチェックすることです。
口コミや評判は、実際に塗装を依頼した人の本音が明確に反映されています。
チェックすることで、誤って悪徳業者に依頼する危険も回避できます。

3つ目は、契約書の原本1部を必ずもらうことです。
工事の請負契約の当事者は、必要事項を記載した原本の契約書を所有する義務があります。
これは、建築業法という法律によって定められており、契約書の交付を怠った場合は、最悪罰則が科されます。
たとえ規模の小さな塗装工事でも、きちんと書面を交わすことがトラブル防止に繋がります。

□まとめ

本記事で、外壁塗装のトラブルが起こる理由と、それを防ぐポイントが分かっていただけたら幸いです。
外壁塗装に関するご依頼やご相談の方は、当社にお気軽にご連絡ください。