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防水工事は何年ぐらいの周期で行うもの?詳しくご紹介します!
2021年06月02日(水)
マイホームの防水工事を行うタイミングにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、あくまで目安として代表的な防水工事の耐用年数と、工事を行うべき状態についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□防水工事は何年持つの?種類ごとの耐用年数をご紹介します
防水工事の質は施工業者によって様々です。
工事の対象部位も、お住まいの場所によって温度変化や日光の照射状況、交通量、降水量などがバラバラなため、一概にいつ工事を行うべき、と断言することはできません。
あくまでも目安としてお考えください。
まず、ウレタン防水工事についてです。
この材料の特徴は、簡単に施工ができること、廃材がでないことです。
耐用年数は10年から15年程度だと言われています。
次に、シート防水についてです。
こちらの特徴としては、工期は短く済むことが挙げられます。
耐用年数は、ウレタン防水と同じく10年から15年程度です。
そして、FRP防水についてです。
この材料は、軽量で強靭なこと、耐水性や耐候性、耐食性に優れることなどが挙げられます。
耐用年数は少し短く、およそ10年ほどです。
最後に、アスファルト防水についてです。
こちらは防水層が厚く、施工の質のばらつきが小さいことが特徴です。
耐用年数は幅が広いですが、およそ15年から25年と言われています。
上記の耐用年数を目安に、工事を検討してみてくださいね。
□防水工事はいつ行えばいい?状態の目安を解説します
一般的に屋外の場合は塗膜の光沢が消え、チョーキング現象が起きるところから始まります。
これが進行すると塗膜に割れが発生してくるので、このタイミングが塗り替えに最も適しています。
このほかにも、塗り替えの目安となる状態があるので、そちらを順番にご紹介します。
まずは、塗膜の剥離や浮きです。
この現象は、経年劣化で塗膜に含まれる樹脂の結合力が低下することによって、下地と塗膜の接着力が弱まることで起こります。
また、過去に塗り替えたことがある場合は新築塗膜の劣化が原因のことや、内部からの漏水が起きていることが原因のケースもあります。
次は、塗膜の変色や色落ち汚れです。
外壁は常に雨風や紫外線にさらされているので、時間が経つごとに汚れや変色が見られます。
そうなると、塗膜の持つ防水機能などが失われてしまうので、立地条件に合わせて耐候性の高い塗料を使うことを検討しましょう。
そして、塗膜に生じるカビやコケです。
建物の美観を失うだけでなく、防水効果の低下にも影響を及ぼします。
これは、特に日当たりや風通しの悪い北側の壁に発生しやすいので注意しましょう。
上記のような症状が見られたら、塗り替えの時期だと判断しましょう。
□まとめ
今回は、防水工事の耐用年数と状態の目安をご紹介しました。
耐用年数に満たない場合でも、損傷や劣化が目立ってくることもあるので、可能であれば定期点検を行いましょう。
異常を感じたら早めに工事を行うことが、建物の寿命を伸ばすことにつながるので、適切なタイミングで防水工事を行いましょう。
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