スタッフブログ
モニエル瓦は塗装できる?大阪市で増えている屋根塗装トラブルと注意点を解説
2026年05月12日(火)
大阪市で屋根塗装のご相談をいただく中で、「モニエル瓦は塗装できますか?」というご質問をいただくことがあります。
結論から言うと、モニエル瓦は塗装可能です。
ただし、通常のスレート屋根やセメント瓦とは施工方法が大きく異なります。
実際、大阪市でも「数年で剥がれた」「塗装後にムラが出た」といったトラブル相談は少なくありません。
今回は、モニエル瓦塗装で特に重要なポイントについて詳しく解説します。
モニエル瓦とは?なぜ今も多く残っているのか
モニエル瓦は、1970〜1990年代頃に多く使用された乾式コンクリート瓦です。

セメントを主原料とした屋根材で、当時は「洋風デザイン住宅」に合う屋根材として全国的に普及しました。
特に、
・重厚感のある見た目
・瓦よりコストを抑えやすい
・デザイン性
が評価され、大阪市の戸建て住宅でも数多く採用されています。
現在は生産終了していますが、築20〜40年前後の住宅では今でも多く残っています。
モニエル瓦最大の特徴「スラリー層」
モニエル瓦の表面には、「スラリー層」と呼ばれる着色層があります。
この層が通常のセメント瓦やスレート屋根との大きな違いです。
経年劣化によってスラリー層が脆くなるため、通常の高圧洗浄や下塗りだけでは塗料が密着しないケースがあります。
そのため、モニエル瓦は屋根塗装の中でも施工難易度が高い屋根材として知られています。
モニエル瓦はなぜ塗装トラブルが多い?
モニエル瓦塗装で最も多いのが、
・塗膜剥離
・密着不良
・色ムラ
です。
原因の多くは、「スラリー層の除去不足」。
モニエル瓦は通常の高圧洗浄だけでは脆弱層が残るケースもあり、表面状態をしっかり確認しながら下地処理を行う必要があります。
モニエル瓦塗装で重要なポイント
■① 高圧洗浄だけで終わらせない
モニエル瓦では、洗浄後に手で擦って粉が付かないか確認することが重要です。
脆弱層が残ったまま塗装すると、数年後に剥離する可能性があります。
■② 下塗り材選定が重要
モニエル瓦では、浸透性や密着性を重視した下塗り材選定が必要です。
状態によっては下塗り2回施工が必要になるケースもあります。
■③ 劣化状況によってはカバー工法も検討
割れ・ズレ・下地劣化が進行している場合は、塗装ではなく屋根カバー工事や葺き替え工事が適しているケースもあります。
現地調査で屋根状態を確認することが非常に重要です。
大阪市で実際に多いモニエル瓦の相談
大阪市では、
・塗装後数年で剥がれた
・訪問販売で塗装した
・高圧洗浄だけで施工された
といったご相談もあります。
モニエル瓦は「普通の屋根塗装」と同じ感覚で施工すると、トラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。
■まとめ
モニエル瓦は塗装可能ですが、通常の屋根材より施工難易度が高い屋根材です。
特に重要なのは、
✔ スラリー層確認
✔ 下地処理
✔ 下塗り材選定
✔ 屋根状態確認
です。
大阪市でモニエル瓦の屋根塗装をご検討中の方は、施工実績や現地調査内容をしっかり確認することをおすすめします。
執筆者/監修者

株式会社リキれん 代表取締役
谷 一也
保有資格:外装劣化診断士、建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者
屋根・外壁塗装の現地調査や提案、現場管理、工事開始前の近隣挨拶、工事中の進捗状況をお客様へご報告させて頂いております。常にお客様とのコミュニケーションを大切にし、アフターフォローまでトータルの高品質をご提供し続けて参ります。
人気記事

外壁塗装で頭痛が引き起こされるって本当?原因と対処方法をご紹介します!...
「外壁塗装で頭痛が起きるって聞いたけど本当かな」 「外壁塗...

外壁補修 タッピング
タッピング タッピングとは、サイディングボード(外壁材...

防水工事をお考えの方に向けて!工事で発生するにおいについて解説します!...
「防水工事をしたいけど、においが発生するのかな」 「防水工...
カテゴリー
カテゴリーはありません
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]
0120-09-1002








